ナマズ釣りで使いたい、おすすめのトップウォータールアーについての紹介記事です。
カップ系、ハネモノ系、ウェイクベイト系、その他のルアー、それぞれのタイプ別におすすめのトップウォータールアーを紹介しています。
メーカー別の機能や特徴についてはもちろん、それぞれのルアーのインプレッションや、メリット・デメリットなどについてもふれています。
ナマズ釣りで使うルアー購入時の参考にしてもらえたら嬉しいです。
また、ルアーの選び方や使い方などの説明については、こちらの記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
ナマズ釣りで使いたいルアーの選び方や種類について詳しく解説!
ナマズ釣りで使いたいおすすめのルアー!
ナマズ釣りで使いたいおすすめのルアーには、どんなものがあるのでしょうか?
おすすめのカップ系ルアー

ナマズ釣りで最もよく使われるルアーが「カップ系ルアー」です。様々なシーンに対応する、オールマイティーさが魅力です。
1937年にアメリカで販売が開始された、カップ系ノイジープラグの元祖がこの「ジッターバグ」です。5種類のサイズがあり、5/8ozのG650と3/8ozのG600がナマズ釣りに最適なサイズです。
ほかにも、クリッカータイプやルミナスカラーを採用したもの、ジョイントタイプなど、幅広いラインナップとカラーがあります。
私も、最も信頼しているナマズルアーで、使用頻度も高く、必ずルアーケースに入れています。
日本初のナマズ専用ルアーがスミスの「キャタピー」です。ラトル入りの「キャタピークリッカー」や、スレたナマズにもよく効く「キャタピーソフト」などのバリエーションがあります。
他にも、小型サイズの「キャタピージュニア」もあり、どちらもナマズ釣りに適した使いやすい重さとサイズに仕上がっています。カラーバリエーションも豊富で、思わずコレクションしたくなるようなきれいなルアーです。
動きもよく、「ジッターバグ」の次に信頼しているルアーで、初めてのナマズ釣りにも最適なベーシックな製品です。
中空構造で、ソフト素材とハード素材のボディーをハイブリッドに使用した、画期的なナマズ専用ルアーです。
バグカップにも柔らかい素材を採用し、スレたナマズにも違和感を与えずフッキングさせることができます。
また、同じ構造を持ちながら一回り小型で食いつきが良く、ガラスラトルやブレードなどを搭載してアピール力を上げた「ナジーバグベイビー」もあります。
左右非対称カップにより泳ぎ出しがスムーズで、質感も高く、きれいなカラーリングが特徴の高級感があるルアーです。
リップのネジを調整することで、音や動きを変えることができます。
バスモデルとナマズモデルが有り、どちらを使ってもナマズ釣りを楽しめますが、バスモデルを使う場合、フックのかえしを潰して使うことをおすすめします。
ディスプラウトの定番ナマズルアーで、やや大きめのアクションが特徴の使いやすいルアーです。
サイズ、重さ、アクションなどのバランスも良く、流れが早い場所や活性の高いポイントなどのアピールが必要な場面での使用にも最適です。
ジョイントモデルの「ジョインテッドジェフリー」もあります。
ダイワの人気ルアー、ふく~シリーズのナマズ専用モデルです。
内蔵ラトル、ブレードなどを装備し、キビキビとしたアクションでナマズを誘います。ケミカルライトホルダーやバーブレスのダブルフックなど、ナマズ釣りに必要なスペックを満たした使いやすいルアーです。
一回り大きな「だいふく鯰」もあり、こちらはオールドタックルとの相性も抜群です。
ティムコの使いやすい定番カップ系ルアーが「スイングビート」です。
軽量なカップで水を掴み、泳ぎだしも早く、切れのあるアクションが特徴です。
また、ラトルのカラカラとした大きめな音によるアピール力も大きく、ブレードも装備されているので、離れたナマズにも確実にアピールすることができます。
バスルアーとして人気の「でんぐりガエル」を、ナマズ専用にカスタムしたのが「でんぐりガエル 鯰SP」です。
角度の開いたダブルフックやブレードなどを装備し、ナマズ釣りに特化した使いやすいルアーになっています。
また、通常の「でんぐりガエル」も、フックを変えるなどのチューニングをするとナマズ釣りにも有効なルアーになります。
バスデイのナマズ専用ルアーで、ボディーにブラスシャフトを装備し、ブレードとぶつけることにより大きな音を鳴らすことができます。
また、フックの取り付け位置が絶妙で、1つのフックでもフッキング率が高く、基本設計の良さがわかります。
アクションは小刻みな首振りが得意で、テーブルターンなども出来るくらいキビキビと動き、離れた場所にいるナマズにも高いアピール力があります。
ジャッカルの、ジョイント構造を採用したカップ系ルアーです。
ボディー同士が干渉することにより独特の音がでるので、通常のカップ系ルアーにスれているナマズにもアピールします。
また、ボディーが動くことでフッキング率も高く、様々な状況で使える万能ルアーです。
怪魚ロッドでおなじみのボンバダから販売されているルアーです。
カップ系のノイジープラグとペンシルベイトを融合させた画期的なルアーで、水に絡みつくような独特な動きでナマズを誘います。
ボンバダらしい動きの良さと、クラシカルできれいなカラーリングも魅力です。タフなルアーなので、大型の魚が多いポイントで使いたいルアーです。
おすすめのハネモノ系ルアー

「カップ系」の次によく使われるのが「ハネモノ系ルアー」です。ゆっくり引いてもアクションさせることが出来るので、アップストリーム(下流側から引いてくる釣り方)の釣りにも最適です。
ハネモノ系ルアーの元祖、ヘドン社のクレイジークローラーです。5/8ozと1/4ozの2種類があります。
半世紀前から愛用されているベストセラールアーで、現在でも、その独特の構造とアクションの良さで高い人気を誇ります。
ハネモノ系ルアーのベンチマークとして、ぜひ一度使ってみてください!
ジャッカルのバス用ルアーである「ポンパドール」を、ナマズ専用にチューニングしたルアーです。
プロップ、ブレード、ラトルに加え、金属製のウイングが様々な音を出すため、抜群のアピール力を誇ります。
フッ素コートがされたバーブレスのダブルフックの採用により、高いウィードレス性とフッキングの良さが魅力です。
人気ルアーの「大どんぐりマウス」を、ナマズ専用にチューニングした使いやすいハネモノ系ルアーです。
ナイトゲームでも使いやすいケミホタルホルダーの装備や、ナマズ専用にチューニングされたダブルフックの採用により、高いフッキング率を誇ります。
着水後の立ち上がりも早く、大きめのアクションでナマズを誘います。一回り小型の「どんぐりマウス」も使いやすく、個人的にボディのデザインが好きなルアーです。
スミスの「ジトラーサイレント」は、ジョイントタイプのハネモノ系ルアーです。
ラトル音のないサイレントタイプで、ボディーの干渉音により静かにナマズを誘い出します。また、ボディが一点支持で折れる構造のためフッキング率が高く、確実にキャッチすることができます。
ラトル音がする「ジトラー」もあります。
ザクトクラフトのハネモノ系ルアー、「ウイングルチョップ」のナマズモデルです。
左右可動式の内部ウェイトにより大きなクロールアクションを実現し、隠れているナマズも誘い出すことができます。
とても質感の高いルアーで、きれいなカラーリングもあって、個人的にも所有欲を満たしてくれるお気に入りのルアーです。
おすすめのウェイクベイト系ルアー

「カップ系」や「ハネモノ系」のルアーには反応しない、スレたナマズにもアピールすることが出来るのが「ウェイクベイト系ルアー」の特徴です。
90年代からあるモデルの量産型で、国産ウェイクベイトルアーのスタンダードです。バス用(Type-B)とナマズ用(Type-N)の2種類があり、ラトルの違いがあります。
アルミ製のリップにより高い強度を確保し、テールフラップも動きと音が最適になるように設計されています。
きれいなカラーリングで高級感がある魅力的なルアーです。
ジャッカルのナマズ専用ウェイクベイトで、大型のラトルやプロップを装備しています。
水面直下を引いてくることで、水面までは出きらないナマズを確実にキャッチすることができます。また、ドッグウォークなどのアクションも得意で、幅広い使い方が可能です。
カラーリングもきれいで、色々なカラーをコレクションしたくなるルアーです。
ダイワの人気ルアー「デカピーナッツ2」の水深50センチモデルであるSSRをベースに、ナマズや雷魚などにも最適なチューニングがなされたルアーです。
とても使いやすいルアーで、水面直下から数センチ水中を泳がせることで、セレクティブなナマズにも口を使わせることができます。
コスパも最高なので、初めてのウェイクベイトの購入にも最適です。
その他のおすすめのトップウォータールアー

ペンシルベイトやポッパー、スイッシャーやフロッグなどのルアーを使ってもナマズ釣りは楽しめます。ここでは、特にナマズ釣りに向いたルアーを紹介します。
エバーグリーンのバス用フロッグで、ナマズ釣りにも最適な使いやすいルアーです。
一般的なダブルフックではなくシングルフックを採用しているため、軽い力でもナマズの硬い口にしっかりとフッキングさせることができます。
フロッグ専用に、硬いパワーのあるロッドを用意することなく、いつものロッドでフロッグを使えるため、ルアーケースにつねに入れておきたいルアーです。
デプスのソフトクローラーベイトの「バシリスキー」です。フロッグとハネモノの両方の特徴を持ち、様々な使い方が出来るモデルです。
ゴミなどが多い水面や、ヘビーカーバーなど、通常のルアーが使いずらいポイントで威力を発揮します。また、メインルアーとしても、どんなポイントでも使うことが可能です。
さらに、ソフトボディーのため、スレたナマズも違和感を与えずにバイトさせることができます。個人的にナマズ釣り最強のルアーだと思います。ぜひ一度、使ってみてください!
ザクトクラフトの「おちぱっくん」です。一口サイズのポッパーで、落ちパク(ルアーの着水と同時のバイト)が多いナマズ釣りに最適なルアーです。
流れ込みなどでは上から落として誘ったり、通常のポッパーのようなアクションで使うこともできます。丸いフォルムのルアーを好む傾向があるナマズ釣りに適しています。
ルアーケースに一つは入れておきたいアイテムです。
まとめ

この記事では、ナマズ専用ルアーを中心に取り上げましたが、バス用などのトップウォータールアーも幅広く使ってナマズ釣りを楽しむことができます。
ルアーは、実際に使ってみると思っている以上に使いやすいものも多く、色々な発見もあるので、様々なタイプのルアーを使ってみることをおすすめします。
また、ルアーそのものの選び方や使い方、サイズ、フックなどについての詳細を知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。