PR

ナマズが釣れる場所はどこ?ナマズ釣りで狙いたい所を詳しく解説

ポイントの探し方

ナマズをトップウォータールアーで狙うときに一番重要なことは、季節や時間帯などによって、川や水路のどの辺りにナマズがいるのかを把握することです。

そして、大まかな場所がわかったら、その周辺のなかで、さらにナマズが好んで集まる場所を見つける必要があります。

ナマズが特に好んで潜む場所は、大きな変化がある場所です。川の合流地点、流れ込み、水門、障害物周り、水草や水生植物の周囲、物陰など、水の流れや地形が変化しているところに潜んでいます。

この記事では、具体的なナマズの居場所の見つけ方や、攻略法について細かく解説しています。

ナマズは変化につく魚

ナマズは変化する場所にいる

ナマズは変化につく魚です。地形の変化、障害物などによる変化、植物による変化など、常に身を隠しやすい場所を探しています。

ナマズ釣りをする場合は、常に変化している場所を狙っていく必要があります。

そのため、ナマズ釣りでは、ピンポイントで障害物周りを狙っていく、アキュラシー性(キャストの正確さ)の高さが必要になります。

時間帯や雨にも注目

時間帯や、雨などによる水位の上げ下げによっても釣れる場所が変わってきます。

基本的にデイゲームでは、障害物や植物などの影になる場所に潜んでいることが多く、ナイトゲームでは幅広い場所を徘徊していることが多くなります。

また、雨が降って川の水位が上がると、細い水路などの上流部を目指して差していく(登っていく)事が多く、川の水位が下がると、水深がある下流部に下っていくようになります。

さらに、水質の変化も見逃せないポイントです。河川の中流から下流域では、基本的に濁りがあるときは活性が高いことが多く、透き通っているときは警戒心が強い場合が多いです。

えさを取りやすい場所にいる

ナマズにとって、最も大切な行動の一つが、ベイト(えさ)を取りやすい場所を探すことだと思います。

ナマズの気持ちになって考えてみれば、身を隠せる障害物があって、ベイトが豊富な場所が、最も居心地のいい場所になります。

広大な面積の田んぼなどにいるベイトを、一箇所に集めるように流して来てくれる流れ込みなどは、ナマズにとって最高の餌場です。

さらに、その周囲に外敵から身を守れる障害物などの隠れる場所があれば、ナマズにとって最高の居場所となり、力の強い大きなナマズほど、そんな場所にいることが多くなります。

ナマズが好む場所は?

ナマズが好む場所が具体的にわかれば、釣れる確率も格段に上がります。

流れ込みや合流など

流れ込みや川の合流地点などは、ナマズ釣りをする上で最も重要なところです。

特に流れ込みには、高確率でナマズがベイトを待ち構えていることが多く、ヒットする確率が一番高いのも流れ込みです。

周囲の田んぼや用水路などにいる様々なベイトを、一箇所に集めるように運んできてくれる流れ込みは、ナマズにとって食堂のような場所です。

流れ込みの直下はもちろん、少し下流の流れが穏やかになる辺りにまでナマズはいますので、必ずチェックしたい場所です。

水門や落ち込み

水門や小さな堰、落ち込みなどの下流部にもナマズは集まります。

水位が変化するところは必ずチェックするようにしましょう。特に落ち込みの下のえぐれているような部分にかたまっていることがよくあります。

また、ベイトになる小魚などもたくさん集まっているため、ナマズが釣れる確率がとても高い場所です。

障害物や植物の周辺

橋などの構造物や、ゴミ、石などで水流が変化している場所もナマズは大好きです。

水の流れが淀む障害物の下流側に潜んでいることが多いため、ピンポイントで障害物を狙っていくと高確率でナマズが隠れています。小さな変化も見逃さないようにしましょう。

また、コンクリート護岸のふちなどもナマズが大好きな場所です。シェード(影)になっているような場所に隠れていることがよくあります。

水辺のアシなどの植物の周りや、水生植物の下などにもナマズは隠れています。

できるだけ植物の周りギリギリにキャストをするようにして、じっくりと探っていきましょう。

水路などの自分側の岸辺を狙うときには、岸沿いにルアーを引いてくるように動かし、対岸を狙うときには、少しずつ移動させながら、岸ギリギリに細かくキャストを繰り返します。

水生植物の生えているところを狙う場合は、ウィードレス性(針にゴミなどがかかりづらい)の高いフロッグ系のルアーがおすすめです。

おすすめのナマズルアーはこちら

ナマズがいる川といない川の見分け方

一見同じような川に見えても、ナマズがたくさんいる川とほとんどいない川があります。その違いはどこにあるのでしょうか?

コイがいるところにはナマズもいる

ナマズがいる川を探す上で、とても確率が高いやり方が、コイがいる川を探すという方法です。なぜそうなるのかは詳しく分かりませんが、コイがたくさんいる川には、ナマズもいる確率が経験上とても高いと感じます。

おそらく、えさが豊富なことと、住みやすい環境がそろっているため、コイやナマズなどの様々な魚が集まってくるのだと思います。

いつも水底でじっとしている事が多いナマズは、陸上からでは見つけづらいですが、水中を泳ぎ回っていることが多いコイは、目につく機会が多いということなのかもしれません。

とにかく、コイが泳いでいる川を見つけたら、まずは竿を出してみることをおすすめします。

底が泥の水路にナマズは集まる

ナマズは川底が泥の場所を特に好みます。常に水底にお腹をつけた状態でいる魚なので、水底が泥の場所を好むと思われます。

逆に、小さい水路などの、底がコンクリート護岸された場所などにはあまりいないことが多いです。

水中の様子が目で確認できない場合は、ロッドのティップ(穂先)を水底に当ててみると、底の状態を確認することができます。

水系によって魚影の濃さは違う

ナマズは基本的にどこにでもいる魚なのですが、それでも水系によって魚影の濃さは違ってきます。地図やGoogleマップを見ながら、水系ごとに釣れそうなところを開拓していくことをおすすめします。

とても釣れそうなのにあまり釣れない水系や、逆にこんなところでと思うような場所で爆釣したりすることがあります。

基本的に、よく釣れる河川とつながっているところは釣れる確率が高く、あまり釣れたことが無い場所の近くは釣れないことが多いような気がします。

まとめ

ナマズ釣りを本格的に始めた当初は、どこにナマズがいるのかがいまいち分からなかったため、なかなかコンスタントに釣るのが難しいと感じていました。

でも、だんだんとナマズが好む場所が分かってくると、釣れる確率が格段に上がりました。

ナマズ釣りで一番大切なことは、今どこにナマズがいるのかと、どんなところにひそんでいるのか、を把握することです。

ぜひ、この記事も参考にしていただき、「ここなら釣れる」というイメージを見つけてみてください。

また、それ以外の、田んぼと河川の水位の変化による、大きなポイントの移動などに関する情報はこちらの記事も参考にしてみてください。

ナマズ釣りのポイントの見つけ方を、田んぼと河川の動きで解説!

アトキ

幼少の頃から淡水を中心に様々な釣りを経験。現在は主にナマズ釣りを楽しんでいます。90年代からナマズをトップウォータールアーで狙っていた経験も活かし、お役に立てる情報を発信できたらと思っています。関東在住。趣味人ライター。

アトキをフォローする
ポイントの探し方