初めてナマズのルアー釣りをするなら、どんなタックルをそろえればいいのかについて考えている方も多いかと思います。
この記事では、ナマズ釣り初心者の方向けに、ロッド、リール、ライン、ルアー、スナップ、フィッシュグリップ、プライヤー、ラインカッターの9点にしぼり、一番最初に用意するべきナマズタックルと必要な道具について紹介しています。
はじめはできるだけコストを抑えながらも基本性能が高く、長く使っていけるベーシックな製品を中心にそろえるのがいいと思います。
ナマズ釣りは、迫力のトップウォーターの釣りを家の近所で楽しめる気軽で楽しい釣りです!
ぜひ、この記事も参考にしていただき、ナマズ釣りを始めてみてください。
初心者の方向けのナマズタックルはどんなものが良いのか?

初心者の方がナマズ釣りを始めるには、どんなタックルや道具を用意すればいいのかを考えてみました。
まずは最低限必要なナマズタックルと道具を用意して、ナマズ釣りを楽しみましょう!
ロッドについて

ナマズ釣りで、最も重要なタックルがロッドです。
ナマズは捕食が慎重でフッキングしづらい魚なので、バイトをはじかない柔らかなティップ(穂先の部分)と、しっかりとフッキングさせたり、抜き上げなどに対応できるパワーのあるバット(根元の部分)を持ったロッドが必要です。
そのため、できればそれらの要素をバランスよく満たしているナマズ専用ロッドを用意することをおすすめしますが、バスロッドやその他の魚種用のロッドでもナマズ釣りをすることは可能なので、はじめは持っているロッドで試してみるのもいいと思います。
タックルの種類は、ベイトでもスピニングでも構いませんが、一般的には、アキュラシー性(キャストの正確性)が高いベイトタックルがおすすめです。
現在、初心者の方にもっともおすすめしたいナマズロッドが「ソルフィエスタ 特攻 鯰 CT682M-C」です。
実売価格6,000円前後のコスパ最強な製品ながら、クラスを超えた品質の高さがあります。
ナマズのバイトをはじかないしなやかなティップと、主導権を渡さずに取り込みまで持ち込めるしっかりとしたバットを持つ本格的なナマズロッドでありながら、驚異のコストパフォーマンスの良さを持っています。
6.8ftの使いやすい長さ、センターカット2ピースの便利さ、シンプルで飽きのこないデザインなど、これからナマズ釣りを始めたい方にぴったりの優れたロッドです。
「テイルウォーク ナマゾン G-MODEL C65M/G」も、初心者の方におすすめなナマズロッドです。
20,000円前後の実売価格ながら、ハイエンドロッドで使われるようなパーツの品質を持ち、これからもずっと使っていきたいと思わせる高い完成度を持ったコスパ最強のハイクオリティなロッドです。
絶妙な配合のグラスコンポジットのブランク、6.5ft、ミディアムアクションの使いやすさ、全身ブラックの精悍なカラーなど、ナマズ専用ロッドならではの高いスペックを持っています。
ハイクラスの長く使えるロッドでナマズ釣りを始めたい方におすすめします。
リールについて

ナマズ釣りに適したリールの特徴は、ナマズロッドとマッチする大きさや重さを持ち、4号のPEラインを60メートル以上は巻けるラインキャパシティを持ったリールになります。
また、ギヤ比やブレーキシステムの選択、ハンドルの左右を選ぶことも重要です。
ナマズ釣り初心者の方におすすめなリールのスペックは、ギヤ比が7前後で、ハンドルはどちらかというと左がいいと思います。
また、ブレーキは遠心でもマグネットでもどちらでも大丈夫ですが、どちらかというと、全域でバックラッシュがしにくいマグネット式のブレーキのモデルを選び、やや強めにかけることをおすすめします。
「ダイワ 24バスX」は、ダイワのバス向けベイトリールのエントリー機で、クラスを超えた質感の高さと性能を持った、コスパ最強のリールです。
実売価格が7,000円前後の買いやすい価格帯ながら、ミドルクラスのリールと比べても遜色のない質感と機能性の高さを持っています。
ブレーキもマグネットブレーキを採用し、ナマズ釣り初心者の方でも扱いやすいと思います。
ベイトリールを持っていなくて、これからナマズ釣りのために購入したいと考えているなら、とてもおすすめのリールです。
「シマノ 23メタニウム 101HG」は、シマノを代表するミドルクラスベイトキャスティングリールで、機能や性能、質感や使い心地などのスペックのバランスが高く、長期間の使用でも飽きがこないハイスペックなリールです。
はじめはやや取り扱いが難しく感じるかもしれない遠心ブレーキ搭載機ながら、とても扱いやすい機種なので、慣れてしまえばナマズ釣りに向いた特性を持っているため、はじめから使ってみるのもいいと思います。
実売価格も30,000円前後と高すぎない価格設定で、ハイスペックな長く使えるリールでナマズ釣りを始めてみたい方におすすめです。
ラインについて

ナマズ釣りで使用するラインには、主にPEラインとナイロンラインの2種類があります。
一般的に、最も多く使われているのがPEラインだと思いますが、取扱いがやや難しく、慣れていないとライントラブルが多発して、ナマズ釣りを楽しめないことも考えられます。
そこで、初心者の方には、扱いやすくてライントラブルが少ないナイロンラインをおすすめします。
まずはナイロンラインでナマズ釣りを始めて、少し慣れてきたらPEラインを試してみるといいと思います。
特に、ベイトリールに慣れていない場合、はじめのうちはバックラッシュしてしまうことも多いと思うので、300m巻きや500m巻きなどの安いラインを購入して、こまめに巻き替えて使用することをおすすめします。
号数は、6号(25ポンド)前後がいいと思います。また、初めからPEラインを使ってみたい場合は4号ラインがおすすめです。
カラーは、視認性のいいものがラインの位置が確認しやすいためおすすめです。
ルアーについて

ナマズ釣りを始める方におすすめしたいルアーは、様々なポイントに対応できることを考え、カップ系ルアーの原型である「ヘドン ジッターバグ」と、変則的なフロッグの「デプス バシリスキー」の2つを紹介したいと思います。
「ヘドン ジッターバグ」は、ナマズのトップウォーターフィッシングの基本的なルアーで、ほとんどのカップ系のルアーがこのモデルから派生しています。
まずは、ただ巻きで使える「ヘドン ジッターバグ」の5/8ozを使ってみることをおすすめします。ほかには、「スミス キャタピー」も定番のルアーでおすすめです。
また、「ヘドン ジッターバグ」だけではどうしても攻めずらい、障害物の周りや植物が密生しているポイント、ごみなどが多いところで使いたいのが「デプス バシリスキー」です。
フロッグに足がついたような変則的なルアーで、ただ引きでハネモノ系ルアーのようなアクションができるだけではなく、フロッグのようにウィードレス性(ごみなどへの針掛かりのしにくさ)も高いため、通常のルアーが使いにくいポイントで真価を発揮します。
はじめは、この2つがあれば、様々なポイントに対応できていいと思います!
スナップについて
スナップもあった方がいい道具です。もちろん、ルアーにラインを直結しても使えますが、ポイントや状況に応じてルアーをローテーションしながら釣った方が効率的にナマズをキャッチできます。
1~#3当たりのサイズのスナップを用意しておきましょう!
フィッシュグリップについて
フィッシュグリップもナマズ釣りには必要な道具です。ナマズは下あごの手前のざらざらした歯の奥に鋭い犬歯があるので、バスのように持つと手をけがしてしまいます。
フィッシュグリップがあると、自分の手や魚体を傷めずにスムーズにキャッチやリリースができるので、できるだけ、はじめからフィッシュグリップを使うことをおすすめします。
プライヤーについて
プライヤーもフックを外したり、カエシをつぶしたりするのに必要な道具です。
中でも、釣り専用のフィッシングプライヤーを使えば、フックやリングを外したり、ラインカッターの機能を持ったものもあったりと、多機能に使えるのでおすすめです。
ラインカッターについて
プライヤーにラインカッターがついていないものを使う場合には、ラインカッターやハサミが必要です。
ナマズ釣りでは、太めのラインを使用するため、よく切れるものが最適です。
まとめ

ナマズ釣りを始めるために必要なタックルについて、私なりに考えてみました。
現在、バス釣りなどの道具を持っているなら、はじめはそれらのタックルを使っても十分ナマズ釣りはできるので、まずは試してみてほしいと思います。
ちょうどいいタックルを持っていない方は、ぜひ、この記事で紹介しているタックルも参考にしながら、ナマズタックルや必要な道具を選んでみてください。
ナマズ釣りは、迫力のトップウォーターの釣りが家の近所で気軽に楽しめる楽しい釣りです!
ぜひ、ナマズ釣りを始めてみてください。
また、それぞれのタックルについてのより詳しい解説や紹介は、こちらの記事でまとめていますので、深く知りたくなったものから見てみてください。
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